5LDK→3LDKの家が教えてくれること

コラム・ミニチュアハウス

大手電力会社の支店長秘書として働き、出産を機に退社。子育てに専念する傍ら、いつか自分の好きなことで人の役に立てる仕事がしたいと思いを巡らせていました。

それから、「整理収納」に出会い、現在の仕事を続けています。(プロフィール参照

 

50才を過ぎた2017年に、将来を見据えて住まいを移動しました。子供たちもそれぞれ大人になり、長男は巣立っていき、いずれ娘も巣立っていくことを考えて、それまで住んでいた庭に木々がある広い5LDKの家から、猫の額ほどの小さな庭がある3LDKの家に住まいを変えたのです。シニアになれば広い家の掃除も、庭の木々の管理や雑草取りも、やがて面倒になると感じていましたし、コンパクトなほうが動線も短く、家事は断然ラクになるはず。

ヒートショックの危険性も少ないでしょう(笑)。

 

立地条件もポイントでした。

以前は閑静な住宅街で、近くには広い池がある公園もあり、子育てするにはとてもよい環境でしたが、そのぶんどこに行くにも遠かったのです。

いまの住まいは近くにコンビニ、スーパー、総合病院、ドラックストア、ホームセンター、銭湯にグループホームまで、どれも数分でいける距離。これなら将来免許を返納しても徒歩でどこへでも行けます。

 

体力のある今、決断できて良かったと心から思っています。

コンパクトでも自分や家族がゆったりできる空間と好きな植物が眺められる庭がある、心地良い今の暮らしを手に入れることが出来たのも、整理収納の考え方、「かたづく知恵」があったからこそ。

ライフステージに合わせて住まいを見直すことのメリットもお伝えしていきます。